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JDBA認定ドッグビヘイビアリスト制度

JDBA-DT4,5,6,7,8,9期生用特設プログラム
​ドッグビヘイビアリスト -Dog behaviourist(JDBA-DB)

受講期限:4年間​

認定要件

・履修期間:JDBAでの講義及び履修は1年.

 1.定期試験3回/年 修了試験1回/年:論述と技術の課題の合計達成度85%で合格

 2.論述課題Compassは合計評価が C 以上で合格

 上記の1.と2.の両方の合格をもって認定となります。

・JDBA-DB 履修期間:4年間

 Compassの所定の科目の合格をもって認定

 Higher Canine Behaviour Pyscology

​ Applied Animal Behaviour (Canine) Level 5

カリキュラム
カリキュラムと受講料金
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Dog Behaviourist -JDBA-DB

・ドッグビヘイビアリストの任務

 ・動物福祉と倫理・任務と責任

・感覚器官の働き

 ・感覚器官と心理・視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の解剖学的構造

・生体恒常性(ホメオスタシス)

 ・自律神経系、内分泌系、免疫系の関係について・心理学としてのホメオスタシス

・ストレス学説

 ・汎適応症候群・警告反応期・抵抗期・疲憊期・汎適応症候群事態での個体の知覚

・行動の原理-科学とは何か

 ・行動の予測と制御 -心理学の基本的概念-

 ・説明の有用性1,包括的 2,検証可能性 3,予見的有用性 4,節約性

・行動分析学

 ・人々が陥りやすい罠 ・行動の原因・循環論と個人攻撃・強化と弱化(罰)

 ・強化子と弱化子の働き・レスポンデント行動とオペラント行動

 ・レスポンデント条件づけ・高度な理論的解釈・系統的脱感作・拮抗条件づけ

 ・オペラント条件づけ・高度な理論的解釈・行動の測定・自発頻度・発生頻度・潜時

​ ・実験のための記録・実験デザイン・シングルケースデザイン(単一事例研究)

 ・行動随伴性:提示型強化・提示型弱化・除去型強化・除去型弱化

 ・プレマックの原理・三項強化随伴性​・機能的アセスメント・弁別刺激:行動:強化子

 ・消去(行動がなくなること)​・消去バーストと消去抵抗

 -分化強化の種類

  ·低頻度行動分化強化 -DRL; Differential Reinforcement of Lower rates of behaviour-

  ·他行動分化強化 -DRO; Differential Reinforcement of Other behaviours-

  ·代替行動分化強化 -DRA; Differential Reinforcement of Alternative behaviour-

  ·対立分化強化 -DRI; Differential Reinforcement of Incompatible behaviour-

 -プロンプトとフェイディング -Prompt and Fading-

 ・反応プロンプト・言語プロンプト・身振りプロンプト・モデルプロンプト

 ・身体プロンプト・反応プロンプトの侵略度・刺激プロンプト ・先行子操作

 -強化を効果的なものにする

 ・即時性と随伴性・確立操作 -Establishing Operation

 ・遮断 -Deprivation と飽和 -Satiation・結果事象の特性

 ・強化の効力に影響を及ぼす要因・即時性・随伴性・確立操作・結果事象の特性

 -強化スケジュール -Schedule of reinforcement

 ・連続強化スケジュールと間欠強化スケジュール

 ・固定比率 (定率強化) スケジュール|FR(fixed ratio)
 ・変動比率(変率強化)スケジュール|VR(variable ratio)

 ・固定時隔(定間隔強化)スケジュール|FI(fixed interval)

 ・変動時隔(変間隔強化)スケジュール|VI(variable interval)

 ・部分強化の効果・さまざまな強化スケジュール

 -人間の行動の強化に影響する要因

 ・強化と弱化の履歴・言語行動・ルール支配行動

・行動主義を理解する

 ・行動主義の歴史と様々な行動主義・徹底的行動主義・拒止的行動主義

 ・方法論的行動主義・目的論的行動主義・神経科学との関係

 ・心理学としての立場・哲学としての徹底的行動主義・自由意志について

 ・精神や自我の取り扱いについて・行動の科学として行動主義

・コンサルタント業務

 ・インフォームドコンセント・コンサルテーションの進め方・進捗の管理

 ・コンサルテーションのロールプレイ

 ・実際のクライアントへの行動変容の事例を10件実施し記述する

論述課題 Comapss :Higher Canine Behaviour Psychology course

1.犬の脳と感覚

・犬の中枢神経系・脳の基本的な構造と機能・犬の脳の構造:前脳、中脳、後脳・擬人観 
・犬の感覚・自己受容器の使用・加熱のコントロール・過冷却のコントロール 

・耳の構造と聴覚・目の構造と視覚・鼻の構造と嗅覚・犬の味覚・触感覚・反射弧

2.犬の学習

・チャールズダーウィンの生物学的適応・氏か育ち議論・環境が影響する行動・犬の学習 
・両親が影響する学習・子犬の発達の適時性・クラシカルコンディショニング

・チェイニング・オペラントコンディショニング・褒美と罰則においての学習 

・強化因子と罰則においての学習・一次と二次強化・強化スケジュール・シェイピング行動 
・センシタイゼーション・カルチュアル トランスミッション・遊びの重要性 

・インサイト ラーニング・ハビチュエーション

3.犬のコミュニケーション

・ケミカルコミュニケーションの長所と短所 ・視覚コミュニケーションの長所と短所 
・聴覚コミュニケーションの長所と短所・触覚コミュニケーションの長所と短所 
・社会性に必要なコミュニケーション・嗅覚によるコミュニケーション
・多様な聴覚によるコミュニケーション・視覚によるコミュニケーション・表情 

・目の重要性・尾によるコミュニケーションの重要性・ハックル ・遊び 
・触覚型のコミュニケーション

4.社会行動とテリトリー意識

・グループ生活 ・群れとは?・群れの長所 ・群れの短所・効果的なコミュニケーション
・適切、不適切な指示とそれらの意味・模範行動・社会ルール・グループ活動 

・テリトリー意識・独占欲・嫉妬

5.ドッグトレーニング

・なぜ犬にトレーニングを? ・感覚とトレーニング ・強化スケジュール ・一次と二次強化 
・一次強化の選択 ・正の強化使用の利点・理論を実践する

・トイレトレーニング,呼び戻し,お座り/立て,そして添えへの進展と問題と解決法

 ・クリッカートレーニングの長所と短所 ・トレーニングの本則のまとめ

6.問題行動と解決法

・犬の学習法 ・食餌が影響する問題行動 ・病気が影響する問題行動 

・習慣や欲望が影響する問題行動・反復的行動・学習性無力感の極端なケース
・新たな飼い主と既に犬を飼っている飼い主の為の情報収集と質問事項日記・破壊的行動 
・犬の恐怖心と不安・分離不安症・屋内での排尿・排便の理由・攻撃性・穴を掘る行動

・車の追いかけ

​全6モジュール

論述課題 Comapss :Applied Animal Behaviour 

1.学習理論

・学習とは?学習理論への序論・犬が学習する数々の方法・馴化

・古典的とオペラント条件づけ・刺激般化と刺激弁別・強化の種類・代理学習
・経験を通した学習、試行錯誤と一試行学習と未来の行動に与える影響

2.犬の行動の遺伝と進化

・犬の遺伝学と遺伝が行動に与える影響・生物学的な法則、細胞分裂、再生の種類
・遺伝の継承の仕組み・犬とその先祖である狼のつながり、類似点と相違点

・家畜化と人為淘汰がどのように・犬の身体と行動特徴を変えたか

3.脳の生化学

・神経系とそれぞれの違い・随意と不随意行動の神経伝達の違い・神経系の構造
・脳の概要とそれぞれの領域の機能・神経伝達物質とそれが犬の行動に与える影響
・犬の感覚とそれが他の動物と異なる点・嗅覚の詳細とそれが犬の行動に与える影響

4.薬学

・獣医薬の部類と種類・薬が体に働きかける異なる方法

・薬が犬の行動に影響を与えるまでの過程

・一般的な健康障害とこれが犬の行動に与える影響 

・プロジェクトとして環境内で見つかる化学物質を一つ選び、これが犬の健康や
 行動にどう影響を与えるか調べる

5.内部環境

・恒常性と通常時の身体の生理学・健康と生理学が犬の行動に与える影響
・様々な病状とそれが行動に与える影響・ストレスが与える生理学的、そして
 行動学的な影響とそれに関わるホルモン

6.外部環境

・犬の行動に影響を与えうる外部要素・犬が住む環境、そしてなされた経験
・他の犬や人とのふれあい・幼少期における社交化の重要さ・子犬の社交性の発達に関する
 科学的研究・社交化の欠陥によって生じる問題・犬を訓練する上での一貫性の重要さ
・犬舎の環境が行動やストレスに与える影響

・問題行動の原因を明らかにする分析をするための事例研究

7.知能と思考の理論

・動物は考えるか?・感情を経験するか?・鏡で自分を認識できるか?

・他人の意図を理解できるか?・知能とその意味を定義できるか?
・動物の感情の科学研究に対する批評・利己的遺伝子理論の分析

8.行動診断

・特定の問題行動の元となりうる数々の原因(行動の根本原因)
・環境,自然,育成,薬学,生理学的な原因,

   そしてこれらから一つ以上が問題の原因になる可能性
・行動の原因をどのように判断するか、疑問点を挙げ状況を分析する

・以前のテキストの情報を使い犬が特定の行動をするありとあらゆる理由を考える
・依頼人のカウンセリングに使用する・ヒストリーシートの作成

9.職業倫理

・ビヘイビアリストとして働くときに獣医や依頼人に対してのプロのイメージ
・すばらしいコミュニケーション能力の重要さ
・行動学者として働くときのビジネス的側面、保険や行動規範

・依頼人とのやり取り、機転や共感の気持ちを持ち難しい状況にいる依頼者への対応
・プロモーション材料の作成・獣医への手紙を書く際に

10.理論の適応

・犬と接するときの振る舞い、そしてそれが犬に与える影響
・恐怖とその対処法・攻撃性とそれがなぜ起き、どうやって対処するか
・行動の科学的な学習、レポートの見せ方やデータやグラフの見方

・犬の行動に関する観察研究を自分で行う場合
・問題行動に対する様々な対処法を分析し、それぞれの方法の成功率を確認

11.法律

・犬を扱うものと飼い主への立法の影響
・犬とそれを扱うものに対する法律の立ち位置と与える影響
・危険犬種法、犬の管理法、動物福祉法・自分の責任下にいる動物に対する責任
・動物の扱いに対する法律とこれの獣医立法との関係

12.事例研究

・コース中の知識の集結を目的とした事例研究
・問題行動に対する10のケース事例研究の試験
・問題の診断と解決をするまでの過程の説明

・犬の行動に影響を与えかねない要素を持ち出す、学習、遺伝、そして生物学的や
 環境学的な要因
・問題行動を解決するための方法を提案する・依頼人や獣医への手紙の作成

​全12モジュール

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