育成カリキュラム
JDBAの育成プログラムの一覧です。コースは、犬の行動療法士コース、ドッグビヘイビアリストコースの二つがあります。犬の行動療法士コースは、ドッグビヘイビアリストコースの入学資格になっています。各コースは、論述課題と講義で構成されます。論述課題は、別隊であるDBCAへのお申し込みが必要になります。
犬の行動療法士コース
受講期限:2年間 Dog Behavioural Therapist Course.
論述課題:DBCAが実施
1.Compass ケイナインスタディー
このコースはペットとして飼われている犬の進化の過程と身体の構造を紹介し、より深い知識を今後学ぶ為の基礎になるコースです。犬の事をより学びたい飼い主さんは勿論の事、将来ドッグビヘイビアリストを目指す方の基本となるコースです。
1,犬の由来と解剖学的構造
2,生殖作用
3,犬の栄養学
4,それぞれの機能
5,一般的な疾病
6,飼い主の責任
2.Compass ケイナイン ビヘイビア サイコロジー
このコースの狙いは受講者にはペットとして飼われている犬の行動心理に近づくことです。犬の標準、又は変わった行動と彼らの目的について基本的な知識、そして受講生がそれらについて伝授出来るようにデザインされています。
1,犬の行動の説明方法
2,配偶行動と出生
3,若い犬の心理
4,成犬の行動心理
5,犬の普通ではない行動
6,問題の予防策全
3.Compass アドバンスド ケイナイン ビヘイビア サイコロジー
このコースの狙いは受講者が犬の世界をさらにより深く知識を得る事です。なぜ、どのような事柄が犬の行動に影響するのか、犬の行動の起因をより深く考える事の出来る知識を得る為の内容に構成されています。さらに身体的必要性のみではなく、精神面の必要性も考慮できる知識を得る事ができます。
1,犬の脳と感覚
2,犬の学習
3,犬のコミュニケーション
4,社会性行動とテリトリー意識
5,ドッグトレーニング
6,問題行動と解決法
各科目の学科それぞれに合格する必要があります。
それぞれのテキストの内容は、以下のボタンからDBCAのページでご確認いただけます。
講義:JDBAが実施
上記の論述課題に並行し、動物行動学と行動分析学を中心に、心理学としての行動療法を実施するセラピストとして必要なことを学びます。
・JDBA専門家行動規範
・行動療法士の意義
・行動療法士とは何か:任務と責任
・家庭犬に必要なこと:動物福祉
・動物福祉のスコアを高める
・犬の欲求
・犬の5段欲求階層
・生得的行動と習得的行動
・問題行動への介入ケーススタディ
・学習理論の基礎(学習心理学・行動分析学)
・犬のボディーランゲージ基礎
・カウンセリング心理学:ヒアリングの方法と傾聴技術
・問題行動とは何か:動物福祉から見る問題行動
・問題行動への対処法:各種問題行動の変容技法(行動療法)
・クライアントへの受け答え
・ドッグビヘイビアリストの存在意義
・ドッグビヘイビアリストとは何か:任務と責任
・感覚器官の働き
・感覚器官と心理
・ホメオスタシス(生体恒常性)
・ストレス学説
・行動変容技法:行動療法の種類と技法
・応用行動分析, Applied Behaviour Analysis (ABA)
・インフォームドコンセント
・行動変容を行う際に気をつけるべきこと
・重度行動障害への行動変容技術
コンサルテーションのスクーリング実習:任意参加
その他、論述課題、小テスト、修了(認定)試験がります。
論述課題や試験ではハーバード方式での解答が必要になります。